Friends・20/20

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ビーチ・ボーイズの「Friends・20/20」を聴いている。
このCDは、68年と69年に発売されたアルバムをカップリングして収録している。

この頃のビーチ・ボーイズの人気はどん底で、売上は126位と過去最低を記録する。
ブライアン・ウィルソンの精神状態も最悪で、音楽はどこか狂気をはらんでいる。
そんな状態でも曲を作るのだからやはり天才はすごい。

地味だけど、静かに曲作りに励むブライアンの姿が目に浮かぶようだ・・。

「ペットサウンズ」が後に、20世紀最高のロック・ポップアルバムだったことが理解された
ように、このアルバムも30年も経ってから傑作だったことが認知されるようになる。

個人的に好きなのは、バークレー音楽院の教科書にも載った「Friends」や、おとぼけな
歌詞が無垢な「Busy Doin' Nothin'」などなど。「スマイル」のかけらも入っていてびっくり!
04年に発売された「スマイル」の構造も既に出来上がっていたなんて・・。

こうやってレヴューを書くのはまだ早い気がする。
なんたって、一般の音楽ファンも傑作だと気付くのに30年もかかったんだから。

ずっと聴き続けれる傑作アルバム!!
1. Meant for You 
2. Friends 
3. Wake the World 
4. Be Here in the Morning 
5. When a Man Needs a Woman 
6. Passing By 
7. Anna Lee, The Healer 
8. Little Bird 
9. Be Still 
10. Busy Doin' Nothin' 
11. Diamond Head 
12. Transcendental Meditation 
13. Do It Again 
14. I Can Hear Music 
15. Bluebirds over the Mountain 
16. Be With Me 
17. All I Want to Do 
18. Nearest Faraway Place 
19. Cotton Fields (The Cotton Song) 
20. I Went to Sleep 
21. Time to Get Alone 
22. Never Learn Not to Love 
23. Our Prayer 
24. Cabin Essence 
25. Break Away 
26. Celebrate the News 
27. We're Together Again
28. Walk on By 
29. Old Folks at Home/Ol' Man River