2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ブリキの太鼓

THE TIN DRUM (CC #234) trailer ・あらすじ 1954年、精神病院の住人であるオスカル・マツェラートが自らの半生を語る。1899年のジャガイモ畑における祖母の妊娠に始まり、1924年の誕生、3歳の誕生日における成長の停止、ナチ党政権前後におけるダンツィヒ自…

九重

緑と岩、視界に切り込む稜線・・・ 太古から変わらぬ、変わり続けてきた風景に埋もれたい。

無題24

マッチやロウソクのように、人にはそれぞれ与えられた時間があり、その長さは決まっている。

無題23

何もせずテレビを観ていても時間はあっという間に過ぎる。ドアのノック音は警告であり、獣はやがて訪れる死 を意味している。そして死後の世界で、無意味に人生を過ごした後悔と、罪悪感に襲われている。結局、ドアを ノックしていたのは自分だった。

無題22

話題や流行に流され、意志を持たない果物のような民衆と、それに踊らされる権力者。 テレビを見ながら寝ている男は、大して興味もない様子で、自分が撃って殺したことにも気づいていない。

無題21

土くれから、ダイヤのような鉱物が出来る過程である。 爆弾が破裂する一瞬に、長い時間とエネルギーが集約されている。

2つの道

人生で、幾度も出会う2つの分かれ道。安全な道だからといって、油断してはいけな い。そこには結局、無意味な時間の繰り返しが待っている。どちらを選ぶかは自分 次第である。

無題20

枕元の海の絵は、眠りの世界と通じている。クジラの夢は広大なイメージとともに 現れる。夢の世界と、現実の世界は、どこかで影響を及ぼし合っている。

愛犬

アクリル絵の具を使って、久しぶりに描いてみた また面白い作品が出来たらUPしようと思います。

無題19

ギターのサウンド・ホールは、奏でられては消えていった無数の音たちの墓場である。

無題18

最大の敵は、他でもない己自身である。 決して現状に甘んずることなかれ。己を殺せ!

無題17

満月の真夜中に、部屋でテレビを見ながら、夢うつつの世界を彷徨っている。

ショート・カッツ

Official Short Cuts Theatrical Trailer ・ストーリー カリフォルニアのある町。車に当たった坊やが、心配する運転者を無視して帰宅すると、その家は有名アナウンサー宅で、信頼できる医者に治療してもらうことになったが、母は心配で、ケーキ屋からの電話…

無題16

どんなに愛し合っていても、心は移り変わる。ひとつになりたいというが、別々に生 まれてきた以上ひとつにはなれないし、個々であることに価値があるはずだ。

無題15

興味本位の話題ばかりで、本質を観ようとしない下世話なワイドショーの虚構を 突いている。観る方も、放送する方も、話題を他人事としか思っていない。だが 次は奴らの番だ。

無題14

部屋で無意味な思索にふけり、何も行動を起こさない人間を未知なる存在が 観察している。結局何もせず、怠けてばかりいる愚かさを嘲笑っている。

無題13

都会のストレス社会から解放されるため、現代人はすべてを壊してやがて文明も 消滅する。数億年後、そこには自然が広がっていて、ジャングルの鳥は人間の生 まれ変わりである。

無題12

アルコールから得られる、一種の幻覚体験である。 風船は意識の浮遊感を表している。ゾウは、浮遊感を失うと登場する。 重い動物であり、狂気の象徴でもある。 ワインも、元をたどると一粒のブドウの種から始まった。種の中には宇宙があり、 イメージは広が…

無題11

人間社会で、歯車となり構成物のひとつとして無意味に働いている人間の宿命。 そして価値がなくなると、そこから隔絶された存在になり、それは社会的動物として の死を意味している。

無題10

タンスに眠る人は、自己でもあり、他者でもある。 地層が下へ行くほど古くなるように、タンスの下段へいくほど老いている。 人間は歳を重ねるにつれ、過去の自分を捨ててタンスにしまいこんでいる。 しかし、どれも自分なのだ。

無題9

創作意欲に駆り立てられるあまり、短く人生を終えてしまった芸術家の運命を描いている。

休日の映像体験

休日は何もないんで、酒を飲みながら大好きな映画のDVDを観て過ごします。 といってもスタンリー・キューブリックの映画ばかりなんですけどね、、笑 アルコールに覚醒した頭で、キューブリックの映画の狂気の世界に溶け込みます。。。。 あとは、ビョーク…

無題8

食物連鎖や輪廻転生について描いている。 自然界では食うか食われるかであり、どちらが食べられるか分からない。 蓋の中に何かがあるという期待感が油断を招く。

無機物の夢

無機物にも有機物と同じように、時間が存在して意志を持っている。 ただサイズや時空がかけ離れていて、認知できないだけなのだ。 半導体や集積回路の中で起こっている電子のやり取りは宇宙の始まりと似ている。

ガボール・ザボ

この人は狭い意味で「ジャズ」という音楽には当てはまらない、独特のギタリストですね ジャズギターの定番であるフルアコではなく、フォークギターにPUを乗せて弾いている点からもジャンルに捉 われない新しい音楽を創造しているのが窺われます。 フレーズ…