休日の映像体験
休日は何もないんで、酒を飲みながら大好きな映画のDVDを観て過ごします。
といってもスタンリー・キューブリックの映画ばかりなんですけどね、、笑
アルコールに覚醒した頭で、キューブリックの映画の狂気の世界に溶け込みます。。。。
とくにコーネリアスの「Sensuous Syncronized Show」は、何度観てもすごさが色あせることがないです。
魅力だと思います。ライブバージョンの、各楽器の音を追いかけていると、まるで騙し絵を観ているような、不
思議なマジックの音楽世界へ、いつの間に誘われていきます・・・・。
ここ数年で観たライブDVDのなかでは、これは一番すごくて、何度も観ていますね
そしてアルコールをミルクで割ってみると、「時計じかけのオレンジ」が観たくなってきました
もう何度観たか分からないくらい、観てきた映画ですが、やはり映像から得られる衝撃は全く色褪せません
この映画は、原色を上手く取り入れた映像の美しさもさることながら、登場人物の使うよくわからないスラングが
すごく魅力的で強烈に印象に残ります。そして、クラシック音楽を随所にエレクトロなアレンジで挿入していること
で、映像とともに観る者に忘れられないイメージを残します いや、マジですごすぎる
人間が生まれながらに持っている、本能としての暴力と、それを取り巻く狂気にまみれた世界。。。。
スタンリー・キューブリックの映画は何度観ても、また新たな発見がありますね
そして、極めつけには、シュヴァンクマイエルの短編映画を観ました。
やっぱりすごすぎる。。。この人の映画も観る者の人生観を変えるくらい素晴らしい何かがあるね・・・
グロテスクな映像表現や、効果音、マズそうな食べ物や、不快感を与えるような不潔な表現も、なぜか観ていて
心地よくなってくる・・・。アニメーションは、物にも魂があり、命が宿っていると錯覚させるような説得力がある。
人間の脳内で考えていることが表層化すると、ちょうどこんな夢をみているようなイメージになるようだ。
現代のシュルレアリストのなかでは、一番好きなアーティストだと思います
やはり好きな映画を観ると、人生が大きく方向転換させられるような衝撃に出会うことができる。