M★A★S★H
移動米軍外科病院で３人の軍医が、猥雑なイタズラに精を出すという内容になっています。
やはりこの監督のカメラワークは独特ですね
当事者とは別の第三者的アングルが多く、複数の人物を
当事者とは別の第三者的アングルが多く、複数の人物を遠巻きに収めるという手法は、キューブリックにも近いものがある。淡々と、しかし明らかに計算されたカット
の連続が、観衆の内部に“乗り物酔い”のような後味悪さの残る劇薬を提供します。
しかしこの“気持ち悪さ”が、映像作品としての視覚的快楽と強く結びついているのです
そして人物の主観性を抑えた描き方である上に、登場人物があまりに多く、一度ではストーリーに潜む意図
を理解するのが難しい・・・。結局、何度も繰り返し観てしまうことで、映画の魔力に魅せられていきます。
一度ハマったら抜けられない、そんな中毒性高い映画をアルトマンは多く撮っています。
