フィンガーピッキングナイト前夜祭

昨日は、西村歩氏とワッハッハ亭ぷう吉氏のライブを聴きにほおずきに行った。

2人は毎年開催されている「フィンガーピッキングデイ」というアコースティック・ギターの大会の

最優秀賞と優秀賞を受賞した実力の持ち主だ。昨日は、宮崎でのライブの前夜祭として熊本であった。

お客さんはいつもの常連で少なめだったが演奏は最高だった★

ぷう吉氏は、グルーヴ感たっぷりのかっこいい曲♪をレギュラーチューニングで弾きまくる。

アップテンポの曲では、叩く奏法も取り入れながら、しばしばゾクッをするようなフレーズが飛び出す。

スローな曲では、変わって静かな空気が流れて、聴かせる曲作りのセンスのよさもうかがえる。

西村氏はぷう吉氏とはまた違って静かな曲が多い。眠りに落ちるときのような心地よさが会場に流れる。

少ない音数だが右手のトーンコントロールが絶妙だ。小さな音と大きな音のダイナミクスをうまく使い

分けている。正しくギターを“歌わせる”ことを熟知してこそできることなんだろう。


すばらしいギタリストのライブを聴いてとってもいい刺激をもらった^^

でも影響されてばかりじゃなく、自分のスタイルを作り上げたいと思った。

僕は世界中の何千万というギター弾きのなかで、誰とも同じスタイルじゃない。

もちろん聴いたり、弾いたりした音楽のスタイルは似ているんだけど、それプラス自分の感性で中和

されるはずだ。自分の内面的な世界や感性を音楽を作ることで表現したい。

誰かを尊敬してばかりじゃなくて自分で生み出すことを考えた日でした。。。