The Sound of Summer Running

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今年も夏の音楽を聴くぞーーということで見つけた一枚★

ビル・エヴァンストリオ最後のベーシスト、マーク・ジョンソンによるリーダーアルバムです。

爽やかな夏の風を感じるフュージョンサウンドは、夏にぴったり!
子どもが飛び跳ねてるジャケットもいい^^

参加メンバーが豪華で、ビル・フリゼールパット・メセニーの2大ギタリストに、ジョーイ・バロン
というドラマーが支えている。二人のギタリストはジャズというジャンルに収まらず、フォーク、
カントリーの要素も取り入れていて、それがこのアルバムの空気を作っている。

マーク作の1曲目からめちゃいい!夏のけだるさというか、瑞々しさにあふれたサウンド
ビル・フリゼールの2曲目はアメリカのゴーストタウンをイメージしたスローナンバーにしみじみ。
3曲目は、いかにもメセニーっぽいコードストロークが疾走感満点の曲。
8曲目はフリゼールらしい独特の音階にイメージが掻き立てられる。
そしてメセニーの10曲目で締めくくられる、夏の抒情詩。

このサウンドを作っているのはやはり参加メンバーの存在が大きいだろうな。

11年前の録音で今は流通が少ないけど、音楽ファンの間で傑作として語り継がれる作品だろう。