Martin Denny
最近、南方系のワールド・ミュージックみたいなものにハマって色々聴いています
そんななかで見つけたもののひとつが、「マーティン・デニー」というミュージシャンの音楽です
1911年生まれで、デビューは40代の頃と遅咲きながら、かなり多くの作品を多岐に渡って残しているようです
この手の「エキゾティック音楽」というものの創始者として代表的な存在らしいです。どこかムード音楽っぽいけ
ど、鳥の声や奇妙な打楽器が入っていたりと、捉えどころのないサウンドはまさにエキゾティックです
ハワイや南国系の曲があれば、アジアや日本の曲も取り上げたりしていて、音楽性も意外に幅広いですね
今のラウンジ・ミュージックとか、イージーリスニングの変遷を遡っていくとここに行きつくのでしょうか
この音楽を聴いていると、行ったこともない南の島や、世界のあちこちの国に行った気分になれます。なんとい
うか、昔、映画で観た南国リゾートのイメージです。
行けない場所、実際にはない世界を、音で表現して伝えるのが音楽だから・・・。