Pet Sounds

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ビーチ・ボーイズの最高傑作と評される名盤を買いなおして、久しぶりに聴いてみた
 
やっぱりこれは20世紀を代表するロック&ポップス・アルバムの称号にふさわしい傑作だと再確認しました
 
モノラル&ステレオのコンプリート盤になっていますが、こんなにたくさん音が入っていたのかと驚きます。
 
てか、何度聴いてもブライアン・ウィルソンの独創的な作曲センスと、構築された音の洪水に圧倒されます
 
アナログ時代から何度となくリマスターされ音が良くなっていますが、聴くたびに新たな発見がありますね。
 
ブライアンはビートルズの「ラバーソウル」に感化され、これを作ったそうですがビートルズがジョンとポールの
 
2人が中心となって作曲していたにのに対し、ビーチボーイズはブライアンという天才がひとりで音楽を完成さ
 
せたという点で、ビートルズの上をいってると思います。ただそれが結果的に彼を追い詰めていくことになるの
 
ですが・・・。初期のビーチボーイズに比べて、ここでは天才の狂気が全開になり、すさまじいまでの集中力で
 
創造的な音楽を構築しています。そのような流れからして「スマイル」が制作放棄され、ブライアンが精神を
 
病んでしまうのは運命だったのかも知れません・・・・。