Pink Moon

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ジョン・マーティンと同じアイランドレーベルで有名な、ニック・ドレイクのアルバムを聴いています
 
これは3枚目にして遺作で、ほぼギターと歌のみの静かな、しかし創造的な美しさに満ちた傑作です
 
1曲目にピアノが入る以外はすべてギターによる伴奏と歌のみですが、他の楽器は必要ないと思えます。
 
ヴォーカルはどこか憂いを帯びているというよりは穏やかですが、同時に静かな狂気みたいなものを感じる
 
当時、彼の精神状態は最悪であったらしい。しかしこの音楽は、神からの啓示のように美しいです・・・・。
 
沈んだ状態で歌っていたシド・バレットや、カート・コバーンなんかも彷彿とさせる。ニック・ドレイクどん底
 
精神状態で美しい音楽を残したという点で、彼らと同じ魂を持っていたように思います。
 
ちなみに「ピンク・ムーン」とは、4月の満月のことらしいです真夜中に聴きたいアルバムですね~