ヤンキー先生

今、「君はひとりじゃない」という本を読んでる。

著者の義家弘介氏は、
1971年長野県生まれ、中学の頃から「不良」と呼ばれ、高校で暴力事件を起こし退学、
親からも絶縁され児童相談所を経由して里親に引き取られる。
北星学園余市高等学校の全国からの中退者本格受け入れの初年度となる’88年、傷心の想いを
引きずり同校の門を叩き編入。
’90年、明治学院大学法学部法律学科入学。卒業後、大手進学塾に就職し、「母校で教師になりたい」
という夢を’99年に叶え、北星学園余市高等学校に社会科教師として赴任。以来6年間、不登校や
いじめ、非行などの経験をもつ生徒達と苦楽をともにし、教育に全身全霊を傾注する。
’05年、同校を退職。今後のことは未定だが生涯教育に携わりながら生きていく決意は固い。

この本はほんとに勇気をもらうし、生き方について考えさせられる。
教え子と本気で向き合ってきた先生だから言えることなんだろう。
きっと、波乱万丈な人生を送ってきた人なんだろうな~~

僕はヤンキー先生をラジオで知った。
毎週日曜24時~の「夢は逃げていかない」という番組。
あの番組はヤバイ!!義家先生の子ども達と本気で向き合う心に感動した!!(;;

今の若者は”無気力”だとか言われるけど、そんな風には思わない。
みんな心に深い傷を負っていて、不安で震えているんだ。悲しみや苦しみに打ちひしがれながら希望を
もてずにいる若者をどれだけの大人が分かっているだろうか??

つーか色んな若者がいるのに、ひとくくりに”無気力”なんて失礼だと思う。
社会の大人が知らないところで動き出している若者たちがいっぱいいる。

今の日本には”情熱”が足りない。みんな悟りきったように悪い現状ばかりを口にして、だれも希望を
もって行動しようとしない。だからこそ変われる。みんなが社会を照らす一人ひとりになれる。

本気で生徒と向き合い、人間と向き合い、辛い過去を乗り越えて生きている義家先生を尊敬する!!><