2010-06-27 無限の彼方 日記 #練習用 2001 Jupiter and Beyond the Infinite 1 リゲティといえば「2001年宇宙の旅」の音楽で多くの人に知られるようになったのではないでしょうか。 この映画のサウンドトラックは「ツァラトゥストラはかく語りき」ばかりが有名ですが、リゲティ作による4曲も映像と 実にマッチしていて、欠かせない要素のひとつとなってます。 武満徹も使っている「トーン・クラスター」という手法で、うねるような音色の洪水に引き込まれます。 特に後半の「木星、無限の彼方」からの映像と音楽は恍惚を味わうような、打ちのめされた気持ちにさせられます。 映像作品としての完成度の高さはいうまでもなく、そこに込められた人類の永遠のテーマみたいなものは、何度 観ても深く考えさせられるものがありますね