ディファレント・トレインズ

ミニマルミュージックの名曲「ディファレント・トレインズ」の神動画を発見したので載せておきます。
 
こちら
 
 
 
この曲はもちろん知っていたのだけど、僕の持っているCDには日本語解説がついてなくて、テキストの意味まで
吟味して聴いてはいませんでした。なのでこの演出には鳥肌が立ちました
 
この映像は年末のNHKの番組「年越しクラシック」で放映されたもののようで、映像も照明も、日本人のスタッフが
手がけて、この最高の演出が実現したと考えられます。
 
テキストが日本語でスクリーンに映し出されたり、照明が線路の形に照らされたり、セットやカメラのアングルなど
全部含めて最高の演出になってます戦争が残したもの、そして平和になった社会には何か置き忘れたものは
ないのか・・・?色々考えさせられ、知らないうちに涙がでました
 
この曲は海外で演奏されるときも、映像や演出を工夫したりされることがあるようで、音楽だけでなく映像も含めたアートとして観賞することで、より強く聴衆に忘れられない何かが伝わるのではないでしょうか。
 
この曲以外にも、ライヒは「スリーテイルズ」「ダニエル・ヴァリエーションズ」など、戦争に関係した作品を作曲して
います。彼はユダヤアメリカ人であり、宗教についても造詣が深いことがそれと関わりがあるような気もします。
 
しかしこの演出には、NHKの底力を見たような気がしましたね(笑)