中川イサトLIVE
イサトさんの阿蘇でのライブは3年振りで、久しぶりに素晴らしい演奏を聴かせていただきました
やはりイサトさんは、何から何まで自分が尊敬している人であり、超えられない大きな目標でもあるのです。
小手先だけですごいテクニックを使って、色々なことをやっている人はたくさんいるけど、イサトさんのように音楽
に信念を持って、ひとつの道を貫いている人は他にはいません
今回、2部構成で19曲くらい、インストと歌ものが半々くらいで新曲もありました。歌ものは欧米のルーツ音楽
の好きなアーティストの曲を日本語でカバーしていて、こちらもよかったですね
来年はインストと、歌もののアルバム2枚をレコーディングするそうで、60歳を超えても変わらずタフに活動
を続けている姿にも敬服します
ほおずきに集まるファンの方々も、熱い情熱を持った人たちでライブ後は熱い打ち上げが行われます
自分も演奏をして聴いてもらい、いい経験になりました。イサトさんから「19世紀フランスの印象派みたい」と
曲想についていわれました。自分では意識していなかったけど、確かにクラシックを聴いていることが曲作り
に大きな影響をもたらしていると思います。演奏を聴いていただきありがとうございました
こんな素晴らしい人々に見守られながらも、自分はまだ何も残していないなといつも痛感させられます。
音楽について深く語り合っている皆さんをみて、やはり自分は自分の音楽の道を貫いていきたいと強く思いまし
た。 イサトさんにはまだまだ遠く及ばないけど、自分もワン&オンリーな音楽を作っていきたい
音楽は、その人の人生とか色々積み重ねられてきたものが滲み出て初めて自分のものが作れるのです。
文字通り心技体ともに、精神性とか人生経験など持っている個性がすべて結びついているのです。
中川イサトさんは、何十年もかけてギターを弾きながら、それを表現できるようになったんだなと実感しました。
小手先のテクニックだけで、色々なことをやっているプレイヤーとは違う本物の表現者だなあと・・・
そういうことを考えさせられながら、自分もひとつの道を貫いていきたいと胸にもう一度刻みました