夢の島

日野啓三夢の島という本を読みました
 
・内容
 
主人公の建築技師は人工的な都市に誇りを抱いているが、最後にはジャングルのような都市の中で宙吊りになって死んでしまう。 多量の廃棄物を吐きだしながら増殖・発展していく都会文明に警鐘を鳴らした作品。


 
27年前の小説ですが、なぜか古さを感じません。
 
人が溢れかえる大都市に住みながら登場人物は孤独を抱え、立ち並ぶビル群にシュールな幻想を描く・・・。
 
拡大していく埋立地に人知れず出かけては、心の拠り所を探して闇に彷徨う人々・・・・。
 
とても面白かったおすすめです