読んだ本
グラハム・ハンコックの「神々の指紋」を読みました。
有史以前に文明は存在したのか人類の起源について深く考え方や価値観を変えさせられる本でした
かなり前にベストセラーになった本ですが、事実考証が不確実で多くの反論を得ている本なのでどうかな?と
思っていたのですが、すごく面白かったです有史以前の文明遺跡は、まだ未知の領域が多くてなかなか研究
されていない分野です。気候変動で海底に遺物が眠っているとか、マヤ・エジプトの天文学や数学は、未知の文
明によりもたらされたとか、ロマンあふれる衝撃的な研究結果が展開されていて、とても興味深いです。人類は、
この500年くらいに産業・鉄鋼や科学技術を発明し、急激に発展していったように思われていますが、もっと謙虚
に歴史を研究すると、有史以前に失われた文明は本当はもっと、数えきれないくらいにあったんだと思います。
横尾忠則の「ぼくは閃きをヒントに生きてきた」も読みました
やはりこの人は偉大ですね脳が、精神が芸術で生きているのだろうと思います。神やUFOやスピリチュアル
な世界にも興味がわく本でした。目に見えない感覚的なものを享受することって、とても大事なことで、芸術の
創作とか、生き方に関わっているように思います。岡本太郎の「自分の中に毒を持て」という本と同じくらい、衝撃
的で、久しぶりに本に感電させられるくらい、精神を感化されました
あとは、「千一夜物語」を読んでいます。
アラブ地方に残された、作者不詳の伝説的物語で、長い説話物語集なので、気長に読破していこうと思います
まず現代小説では絶対に生まれないだろうなって、幻惑的な発想や構成がすごくて、どれも魅せられてしまう
物語ばかりです 古代民話のおどろおどろしさや、ラテン文学にも通じる魔術的神秘性に溢れた話につい
引き込まれ、精神を連れて行かれます。。。作者不詳ってのがまたロマンがあって、この物語の神秘性を高めて
いるように感じますね その後の文学史に世界的に影響を与え、人々を魅了し続けている作品です