ビョークが行く

ビョークが行く エヴェリン・マクドネル=著
図書館で借りてきて読んだ。

この本は、著者が具体的なエピソードやインタビューなどを交えながらビョークについて書いている。
ビョークのことがもっと好きになるし、ファンは必携の本といえる。

著者が女性であるためか、常に女性的な視点で書かれていて、第三者が勝手に作り出したような
ビョークの“変人”とかいうイメージは弱まっている。その分、ビョークの素のままの姿が書かれている
と思う。

彼女はすごく感性豊かだし、子どものように正直で自由な人だと思った。
アイスランドの豊かな自然や、生まれ育った環境がその感性に少なからず影響しているのだろう。

そこがそのまま彼女の天才性に結びついているし、本当の意味でアーティストなんだと思う。

生まれながらに持っている個性、自由に感情を表現する方法や生き方、人類が歴史を刻んでいく意味、
それらを統括したうえで、アーティストとしてものを創る姿勢を尊敬している。

ビョークよ、インスピレーションをありがとう!!^^