今までで一番、軽やかで爽やかなアルバムに仕上がっています。とても聴きやすいロックです
10枚目というキャリアがそうさせているのか?実にテンポよく、すべての曲が並んでいます。
いつも通りの王道ロックや、フォーキーな曲から、ワールド系とか、他のメンバーが歌ってる曲もあります。
凝ったギターのフィードバックとか、音楽マニアの岸田の趣味が窺える
サウンドは今回も素晴らしいです。
韓国でレコーディングされ、ドラマーには
あらきゆうこを迎えていて、
サウンドがとてもクリアに聴こえます。
「アンテナ」の頃みたいなズッシリ重い曲は無いけど、作品ごとに趣向を変えるのがこのバンドの持ち味なので
今回もまた、新しい
サウンドや音楽性に挑戦しています。
原発とか、東日本についてのメッセージもアルバムに込められていますが、重く・暗くなりがちなテーマを、キラキラした
サウンドに乗せて、とても軽やかに歌っているのが、希望や優しさを感じます。