坩堝の電圧


くるり / glory days(full ver.)
くるりのNEWアルバムを買ってずっと聴いています 19曲の全体像がようやく掴めてきた・・・・。
 
今までで一番、軽やかで爽やかなアルバムに仕上がっています。とても聴きやすいロックです
10枚目というキャリアがそうさせているのか?実にテンポよく、すべての曲が並んでいます。
 
いつも通りの王道ロックや、フォーキーな曲から、ワールド系とか、他のメンバーが歌ってる曲もあります。
凝ったギターのフィードバックとか、音楽マニアの岸田の趣味が窺えるサウンドは今回も素晴らしいです。
 
韓国でレコーディングされ、ドラマーにはあらきゆうこを迎えていて、サウンドがとてもクリアに聴こえます。
 
「アンテナ」の頃みたいなズッシリ重い曲は無いけど、作品ごとに趣向を変えるのがこのバンドの持ち味なので
今回もまた、新しいサウンドや音楽性に挑戦しています。
 
原発とか、東日本についてのメッセージもアルバムに込められていますが、重く・暗くなりがちなテーマを、キラキラしたサウンドに乗せて、とても軽やかに歌っているのが、希望や優しさを感じます。