2010-01-01から1年間の記事一覧

Double Sextet

Steve Reich - Double Sextet 1 Asya Sorshneva, iCQ Project, Ksenia Bashmet, Dmitry Schyolkin スティーヴ・ライヒによる2007年の作品「Double Sextet」です。 録音されたテープとアンサンブルによる編成で、反復しながら形を変えていく変拍子が相変…

BUOYANCY

キリンジのニューアルバム「BUOYANCY(ボイエンシー)」を購入しました ボイエンシーとは、浮力・浮遊という意味のタイトルです。 タイトル通り、浮遊感溢れる瑞々しくてキラキラしたサウンドがこれまでになかった感じで印象的です 水槽のジャケットも音楽の…

ゾウムシ

夜、ゾウムシが家の中の電灯に集まってきました。 調べてみると、クリシギゾウムシの仲間だと思います 見た目がすごいユーモラスでかわいいですよね ゾウムシといっても実に様々な種類がいるようで、昆虫マニアにとっては特別なムシらしいです 子どもの頃、…

地植え

ドングリを地植えにしたら、条件がいいのか、とてもよく育っています 裏庭の半日陽が当たる涼しい環境なので、恩恵に出会い時間の上に生命を燃やしています 新芽がちょうど同じ頃に出てきては、細胞分裂を繰り返し伸びています ふと空がジャイルのようになり…

ENDLESS SUMMER

終わらない夏の終わりは、ボールの表面に塗られたシロップが溶けるのを待っていた。 宇宙空間に浸透すると白と黒の淵を彷徨いながら、再びボールの表面に溶け出す夏を見ていた。 海の底で眠っている命が蘇るように、輪廻転生を繰り返し、永遠に終わることは…

初めて耳コピした曲

Bach - Cello Suite No.1 i-Prelude バッハの「無伴奏チェロ組曲第一番≪プレリュード≫」です この曲は自分が高校1年のときに、生まれて初めて耳コピした曲なのです ギターでね笑 ギタリストの渡辺香津美さんが弾いているのを聴いて知って、コピーしようと思…

へるんさん

「へるんさんの秘めごと」という、小泉八雲の生誕160周年記念・来日120周年記念展を見に行きました 小泉八雲の書いた物語は、大好きです 日本人の、死者や「無」を重んじる精神、自然を慈しむ心を理解し、日本という国を愛した人だと思います。 そうい…

乳製品の危険性

乳製品の危険性 パート1 乳製品の危険性 パート2 一般に乳製品は体にいいといわれていますが、実は多くの危険を含んだ食品であることが指摘されています。 研究者の間では結構古くから言われてきたことで、そういう本もたくさん出版されています。 詳しいこ…

歴史認識

歴史認識 先日、NHKの討論番組を観たのですが、なんだか煮え切らない不快感が残りましたね・・・。 近年問題になっている日韓問題についてだったのですが、スタジオになんか不公平な空気を感じました。 ウェブデザイナーの古屋さんという方が喋りだしてから…

2010.8.14

自転車で犬を連れて、市街を目指していた。 犬は疲れてきたようだ。ゆっくりこぎながら、そろそろ辿りつけると思っていた。 空は薄暗く、正確な時刻は分からなかった。市街に着いても、あまり人はいなかった。 アーケードに入ると店はなく、工事中なのか、白…

ELEPHANT

目が覚めると、頭が象で体は人間の格好のまま通りを歩いていると、人々が動物を見ていた。 やけに頭が重く、ちっとも前へ進めないと思ったら、長い鼻を踏みつけて前のめりに倒れた。 道端でそれを見ていた動物が笑ったので、堪忍袋の緒が切れて顔を真っ赤に…

浮かんでは消えるもの

先日、自転車で出かけたのですが、外へ出ることは精神的な活力につながりますよね 頭の中で膨大なアイデアが浮かんでは消えていき、また流れる風景のように色んな事を考えては忘れたり、 とてもすべてを書き留めておくことなどできませんでした・・・。 も…

カブトムシ

夏の主役といえば、やっぱカブトムシですよね クワガタもいいけど、短命だが強く勇ましいカブトのほうが個人的に好みです ビートルズも決して長い活動期間ではなかったけど、音楽に革命をもたらしました

Stravinsky

ストラビンスキーのボックスを買いました ストラビンスキーを聴いて、作曲のアイデアやインスピレーションみたいなものを得ます 特に「春の祭典」のリズムと、音楽が持っているエネルギーには何度聴いても鳥肌が立ちます 「春の祭典」は自分が初めて買った…

FLOWER

花瓶にストローの柔らかく結んだリボンがやじろべえのようなバランス感覚で生かされていた。 壊れやすいリボンは一度殺されながら、深遠から届く恩恵に出会い、時間の上に咲いていた。 しかし、宇宙からの電磁波は細胞を殺しながら生かし、やじろべえをロー…

PYRAMID

歩きながら、頭上の斜め45度にある星屑を想像して、四角錐の頂点を目指していた。 足を前に踏み出すごとに、時計の秒針が刻まれ、星屑のジャイルが動いているのだった。 男は世界を見くびったことなどなかったが、球体の歯車を動かしていることに確信があ…

DREAM

ベッドに飛び込み、2つのシャッターを閉じると、銀幕の残像を見ている世界があった。 まやかしの光が視界から消えると、二律背反の陰の側面が本質を照らし始めた。 意識の裏側で、操り人形の糸が切れて、脱脂綿に様々な色のインクが滲んだ。 精神世界に浸透…

Morning Glory

Morning Glory 新たに演奏動画を撮ってみました モーニング・グローリーとは、オーストラリアに出来る巨大回転雲のことです この曲は昨年11月頃に思いついたのですが、ようやく完成形になったと思います。 ちょうどその頃、ミニマル・ミュージックに傾倒し…

Lounge

Lounge 新曲の動画を撮ってみました タイトルは「Lounge」です。 ラウンジとは、ホテルやカフェのくつろぐ空間のことです。 あと、ラウンジ・ミュージックという音楽のジャンルから取って名付けてみました。 タイトル通り、ゆったりリラックスしているひとと…

夏を感じる音楽

日本列島も梅雨が明け、暑い日が続いています今年も夏がやってきたみたいですね 灼熱の太陽がアスファルトを焦がし、真っ青な空にアートのごとく成長した入道雲を見ると上がります そんなわけで、やっぱり今年も夏を感じる音楽が聴きたくなるんですよね 夏の…

Yellow Submarine

Yellow Submarine part 1 Yellow Submarine part 2 Yellow Submarine part 3 Yellow Submarine part 4 Yellow Submarine part 5 Yellow Submarine part 6 Yellow Submarine part 7 Yellow Submarine part 8 Yellow Submarine part 9 Yellow Submarine part 1…

都会の映像

(HD) Tokyo Sky Drive 01 僕は自然が大好きなのですが、別に都会が嫌いなわけではなく人間が作った街の風景もすきですね 特に、車に乗って流れていく風景の映像を見ていると落ち着きます。 この映像、どうやって撮ったんだって気がしますが、未来にタイムス…

アルバムのテーマ

すこしずつ曲たちができ始めていて、アルバムの構想が見えてきました そこでアルバムのテーマというものを考えています 自分のルーツていうか、大好きなものをテーマにしたいと思います。 そこで思いついたのが“自然”ということになります 「音楽」は、目に…

3 WOMEN

3 WOMEN (1977) - Part One この映画、Youtubeで観てすごく面白かったです ていうか、映像が気持ちよかった 英語なので台詞の意味は半分くらいしか分からなかったけど、あらすじはgoo映画でググって理解できました。 プールの水と、効果的に画面に水を取り入…

ディファレント・トレインズ

ミニマルミュージックの名曲「ディファレント・トレインズ」の神動画を発見したので載せておきます。 こちら http://www.nicovideo.jp/watch/sm3910848 この曲はもちろん知っていたのだけど、僕の持っているCDには日本語解説がついてなくて、テキストの意味…

Synaphai

X辿nakis: Synapha誰 (1969)/ H.Oo誰(p), M.Inoue(dir) 1/2 クセナキスは、数学についての教養が深く、確率論的手法を使うことによって数多くの作品を残している。 この曲の楽譜はピアノが12段譜になってるらしく、トリビアにも取り上げられたらしいですね…

無限の彼方

2001 Jupiter and Beyond the Infinite 1 リゲティといえば「2001年宇宙の旅」の音楽で多くの人に知られるようになったのではないでしょうか。 この映画のサウンドトラックは「ツァラトゥストラはかく語りき」ばかりが有名ですが、リゲティ作による4曲…

リゲティ

Andaloro - Gy醇rrgy Ligeti: 遵ッtude Nr. 1 "D醇Psordre" 「アイズ・ワイド・シャット」で流れた「ムジカ・リチェルカータ」が忘れられず、ジョルジュ・リゲティのを買いました。 「ムジカ・リチェルカータ」は初期の作品で、全11曲からなり、最初の2音…

曲の作り方

曲の作り方って、別に決まっていなくてそれぞれにやり方があるから独創的なものもできると思うんです。 ただ、音の組合せについて自分なりに考えていくという点では同じではないでしょうか。 自分の場合、楽器を触っていて「こういう音が出たからこう作る」…

夏への扉

山下達郎 - 夏への扉 ・あらすじ 恋人に裏切られ、友人にはロボット製造会社を乗っ取られた発明家ダニエルは絶望のあまり冷凍睡眠を申し込み、30年未来の西暦2000年の世界に行くことにする。人体を超低温にして、肉体的には年をとらないまま冬眠状態をつくり…